ご挨拶

皆様、こんにちは。犬と猫のサプリメント研究会の会長を務めます後藤正光と申します。

今日は、この場をお借りして、私たちの活動とその目的についてお話させていただきます。

 

私たちは2020年に犬と猫の5-ALA研究会を発足し、昨年12月までに計8回のセミナーと総会を全国の大学の先生と企業の皆様のご協力のもとに実行することができました。そして今回、様々な関係者の皆様からのご指導を受け、2024年4月より、『犬と猫のサプリメント研究会』と名称を新たにし、活動をさらに広げていくことになりました。

現在、人は人生100年時代を迎え、若い時から健康寿命をいかに伸ばすかが重要な課題となっています。

この課題は今や人間だけでなく、私たちの大切なペットたちにも共通しています。

例えば人の更年期障害とペットの性ホルモンのバランスの乱れによる未病状態はとても似ています。早期の避妊去勢が将来の病気予防のために行われてきましたが、これが性ホルモンのバランスを崩し、エイジンク化を加速させることがあります。

これにより、肥満や痴呆症、糖尿病、アトピー性皮膚炎などの病気リスクを高める可能性が指摘されています。

人は食事、運動、サプリメントなどの適切な組み合わせによって健康的な生活を送れるように努力しますが、犬や猫の場合はペットフードのような均一なフードに頼ることが多く、運動や生活習慣も飼い主によって大きく変化します。

 

 2020年のランセット委員会の論文によると、人の認知症リスクは栄養学的介入や体重、高血圧、糖尿病、脂質異常症などの管理により40%は改善可能であるとしています。

 動物も人と同様に食事だけによる栄養学的介入のみでは特定の栄養素の欠乏や腸内環境の劣化から人と類似した疾患リスクを高める可能性があるため、サプリメントが欠かせない役割を果たすと考えられます。

 

私たちの研究会では、各大学や企業の研究機関と協力しながら動物用サプリメントに関する正確な情報と新たな研究成果を提供し、より良い社会の構築を目指します。

これは動物だけではなく、人の健康にも寄与するものであり、ワンヘルスの観点から一体となった健康管理を推進するものです。例えば、ペットが健康であることが、結果として人間の健康寿命の増進にもつながるとされています。

 

 

 

できたばかりの小さな組織ですが、犬と猫の健康寿命を伸ばすため、そして人と動物が共に健康で豊かな生活を送ることができるよう、研究と情報発信に努めて参りますので今後ともよろしくお願い申し上げます。

 

 

犬と猫のサプリメント研究会

会長 後藤 正光